この記事でわかること
背面タップとは何か(iPhoneの隠れた便利機能)
背面タップでGeminiを起動するための設定手順
ショートカットアプリの使い方(初めてでも大丈夫)
外出先での活用シーン
外出先で「あ、Geminiに聞きたい」と思った瞬間、あなたはどうしていますか?
ホーム画面に戻って、アプリを探して、タップして、起動を待って……。実はこの数秒の手間が、せっかくの「聞きたい」という気持ちを冷めさせてしまうことがあります。
もし、iPhoneの背中をトントンと2回叩くだけで、Geminiがパッと立ち上がったら?
これ、実はiPhoneに元から入っている機能で実現できるんです。特別なアプリを購入する必要もありません。
この記事では、その設定方法を一から丁寧に解説します。設定は5分もかかりません。一度やっておけば、外出先でGeminiを使いたい時にいつでも1秒で呼び出せるようになります。
背面タップとは何か
背面タップは、iPhoneの背面(裏側)をトントンと指で叩くと、あらかじめ設定した機能が起動するというiPhoneの隠れた便利機能です。
普段はほとんどの方が使っていない機能ですが、実はiPhone 8以降のモデル(iOS 14以上)であれば、すべてのiPhoneに搭載されています。
設定できるのは2種類です。
ダブルタップ: 2回叩いた時に起動する機能
トリプルタップ: 3回叩いた時に起動する機能
つまり、2つの機能をそれぞれ割り当てることができます。今回はダブルタップにGeminiの起動を設定していきます。
設定手順:ショートカットを作る
背面タップでGeminiを起動するには、まず「ショートカット」アプリで準備が必要です。順番に進めていきましょう。
ステップ1:ショートカットアプリを開く
- ホーム画面で「ショートカット」を探す 青い四角の中にカラフルな丸が重なったアイコンです。見つからない場合は、ホーム画面を下にスワイプして検索欄に「ショートカット」と入力してください。
- アプリを開く タップして起動します。初めて開く方は「続ける」をタップして進んでください。
ステップ2:Gemini起動のショートカットを作る
- 右上の「+」マークをタップする 新しいショートカットの作成画面が開きます。
- 「アクションを追加」をタップする 画面の中央付近にあるボタンをタップします。
- 「アプリを開く」を検索する 上部の検索欄に「アプリを開く」と入力します。表示された「アプリを開く」をタップしてください。
- 「アプリ」の部分をタップして「Gemini」を選ぶ 薄い文字で「アプリ」と表示されている部分をタップすると、インストール済みのアプリ一覧が表示されます。「Gemini」を探してタップしてください。
- ショートカットに名前をつける 画面上部の「アプリを開く」という文字をタップして、わかりやすい名前に変えましょう。「Gemini起動」がおすすめです。
- 「完了」をタップする 右上の「完了」を押して、ショートカットの作成は終わりです。

設定手順:背面タップに割り当てる
ショートカットができたら、次はiPhoneの背面タップにこのショートカットを割り当てます。
- 「設定」を開く ホーム画面の歯車マークのアイコンをタップします。
- 「アクセシビリティ」をタップする 設定の一覧を少し下にスクロールすると見つかります。人のマークが目印です。
- 「タッチ」をタップする アクセシビリティの画面内にある「タッチ」をタップします。
- 「背面タップ」をタップする 画面の一番下までスクロールすると見つかります。
- 「ダブルタップ」をタップする 2回叩いた時に起動する機能を設定する画面が開きます。
- 一番下までスクロールして「Gemini起動」を選ぶ 画面の下の方に、先ほど作ったショートカット「Gemini起動」が表示されています。タップしてチェックマークがつけば設定完了です。
実際に使ってみよう
設定が終わったら、さっそく試してみましょう。
iPhoneを手に持った状態で、背面(リンゴマークのある裏側)を人差し指でトントンと2回叩いてください。
Geminiのアプリが起動すれば成功です。
うまく起動しない場合のチェックポイント
叩く場所を変えてみる: iPhoneの背面中央〜やや上あたりが反応しやすいです。カメラの近くを叩くと反応しやすい機種もあります。
叩く強さを調整する: 軽すぎると反応しません。机を軽くノックするくらいの力で叩いてみてください。
ケースが厚すぎないか確認する: 分厚いケースをつけていると反応しにくいことがあります。一度ケースを外して試してみてください。
設定を見直す: 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」→「ダブルタップ」で、「Gemini起動」にチェックが入っているか確認してください。
外出先での活用シーン
背面タップを設定しておくと、こんな場面でサッとGeminiを呼び出せます。
カフェで: メニューを見てわからない言葉があった時、トントンと叩いてすぐにGeminiに質問。「フラットホワイトって何?」もその場で解決です。
散歩中に: きれいな花を見つけた時、背面タップでGeminiを起動して、写真を撮って「この花の名前は?」と聞けます。
旅先で: 「この場所から一番近い駅はどこ?」「この建物の歴史を教えて」など、気になった瞬間にすぐ質問できます。
買い物中に: スーパーで食材を見ながら「これを使った簡単なレシピを教えて」と聞いたり、家電量販店で「この2つの商品の違いは?」と比較してもらえます。
トリプルタップ(3回叩き)にはカメラやGoogleレンズなど、別の機能を割り当てることもできます。ダブルタップでGemini、トリプルタップでカメラ、と設定しておくとさらに便利です。
よくある質問(Q&A)
- Q1:背面タップは電池の消耗に影響しますか?
-
ほとんど影響ありません。背面タップの機能自体はごくわずかな電力で動作しているため、バッテリーの心配は不要です。
- Q2:ポケットやカバンの中で誤作動しませんか?
-
まれに誤作動することはありますが、頻繁に起きるものではありません。気になる場合は、ダブルタップではなくトリプルタップ(3回叩き)に設定すると誤作動しにくくなります。
- Q3:背面タップの設定を元に戻せますか?
-
はい。「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」→「ダブルタップ」で「なし」を選べば、いつでも解除できます。
- Q4:iPhone 7以前の機種でも使えますか?
-
残念ながら、背面タップはiPhone 8以降(iOS 14以上)の機種でのみ対応しています。
- Q5:Gemini以外のアプリも背面タップで起動できますか?
-
できます。同じ手順でショートカットを作り、好きなアプリを割り当てることができます。カメラ、LINE、メモ帳など、よく使うアプリを設定しておくと便利です。
注意点(これだけは守りましょう)
人前で叩く時は自然に: 背面タップは見た目にはスマホの裏を叩いている動作なので、人前で急にやると少し不思議に見えることがあります。さりげなく使いましょう。
ケースとの相性を確認する: 手帳型ケースや厚みのあるケースをお使いの方は、反応しにくい場合があります。設定後に必ずテストしてください。
Google Pixelシリーズをお使いの方へ
Androidスマホ(Google Pixelシリーズ)にも、「クイックタップ」という似た機能があります。
iPhoneのようにショートカットを作る必要はなく、設定からすぐにGeminiを割り当てることができます。
設定手順
- 「設定」を開く
- 「システム」→「ジェスチャー」をタップする
- 「クイックタップでアクションを開始」をタップする
- 「クイックタップの使用」をオンにする
- 「アプリを開く」を選んで「Gemini」を指定する
これで、iPhoneと同じようにスマホの背面をトントンと2回叩くだけでGeminiが起動します。
クイックタップはGoogle Pixelシリーズ(Pixel 4a以降)で利用できる機能です。XperiaやAQUOSなど他メーカーのAndroidスマホでは、この機能が搭載されていない場合があります。お使いの機種の「設定」→「システム」→「ジェスチャー」に「クイックタップ」の項目があるか確認してみてください。
次のステップ
背面タップの設定、お疲れさまでした。
これで外出先でも、1秒でGeminiに質問できるようになりました。「もっと外出先でAIを活用したい」という方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
▶【別記事リンク:もうカフェで迷わない!GoogleレンズとAIを「最強の老眼鏡」にする方法】 GoogleレンズとGeminiを組み合わせて、メニューの読み解きや翻訳をその場でできるようになる実践ガイドです。

▶【別記事リンク:50代からのGemini活用術】(今後公開予定) 旅行、買い物、外出先……もっとスマホAIを活用できる具体的な使い方を集めました。
まとめ
背面タップはiPhone 8以降に搭載されている隠れた便利機能
ショートカットアプリでGemini起動を作り、背面タップに割り当てるだけ
設定は5分で完了、一度やれば毎回1秒でGeminiが起動する
カフェ、散歩、旅先、買い物……外出先のあらゆる場面で活躍
うまく反応しない時は叩く場所と強さを調整してみよう

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