この記事で分かること
- 通知バッジ(赤い丸)の正体と役割
- 通知バッジを消しても大丈夫な理由
- iPhoneで通知バッジを消す具体的な手順
- 消す前に確認すべき通知と、無視していい通知の見分け方
- 通知設定を変更して、バッジが出ないようにする方法
iPhoneを使っていて、アプリのアイコンの右上に「赤くて小さな数字付きの丸」が表示されているのを見て、気になったことはありませんか。
「何か大変なことが起きているのではないか」「変なところを触ってスマホが壊れたらどうしよう」と、不安を感じて触れずにいる方もいらっしゃるかもしれません。特に、数字がどんどん増えていくと、何かに急かされているような落ち着かない気持ちになりますよね。
しかし、安心してください。あの赤い丸は「通知バッジ」と呼ばれるもので、中身はただの「お知らせの数」を表しているだけです。これを確認したり消したりしても、iPhoneが壊れることはありませんし、大切なデータが消えてしまうこともありません。
この記事では、通知バッジの正体を分かりやすく解説し、iPhoneでこれらをスッキリと消すための具体的な方法をお伝えします。「消していいもの」と「確認すべきもの」の判断基準も紹介しますので、読み終わる頃には、赤い丸を怖がらずに操作できるようになっているはずです。

通知バッジ(赤い丸)とは何か
アプリの右上に表示される、数字の入った赤い丸。この正式名称は「通知バッジ」といいます。まずは、これが何のためにあるのかを知ることから始めましょう。
通知バッジの役割は「お知らせ」のサイン
通知バッジを一言で言えば、「まだあなたが読んでいない新着のお知らせがありますよ」というサインです。
例えば、LINE(ライン)であれば「まだ読んでいないメッセージの数」、メールアプリであれば「まだ開いていないメールの件数」が数字として表示されます。
パソコンのExcel(エクセル)を使い慣れている方なら、「ブックの共有」で表示される「変更履歴の件数表示」のようなものだとイメージしてみてください。あくまで「ここに変更がありますよ」と教えてくれているだけであって、バッジそのものはデータではありません。
- 通知バッジは「未読の通知がある」という単なるサイン
- 表示されている数字は、確認していない「お知らせの件数」
- バッジを消しても、アプリの中に保存されている写真や文章は消えない
- Wordの「変更履歴」マークと同じで、目印を消しても作業内容(本文)はそのまま残る
通知バッジを消しても大丈夫な理由
「赤い丸を消すと、中のメッセージまで消えてしまうのではないか」と心配される方が多いのですが、その心配は全く無用です。
バッジは「目印」に過ぎない
通知バッジは、いわば「郵便受けに立てられた『手紙が届いています』という旗」のようなものです。
- LINEの場合:バッジを消しても、メッセージの内容は消えません。
- メールの場合:バッジを消しても、受信したメールが消えることはありません。
「不在票を捨てても、荷物そのものは郵便局に保管されている」という例えが分かりやすいかもしれません。目印であるバッジを消したとしても、アプリを開けば内容は必ず確認できます。
むしろ、不要なバッジを消して画面をスッキリさせることで、本当に大切な連絡が届いたときに気づきやすくなるというメリットがあります。
通知バッジは、あくまで「新着がありますよ」という合図です。バッジを消しても、アプリを開けば内容は必ず確認できます。郵便受けの「お知らせシール」を剥がしても、手紙そのものは残っているのと同じです。
【これを消しても大丈夫リスト】消していい通知と確認すべき通知
すべての赤い丸を闇雲に消すのが不安な方のために、「中身を確認すべきもの」と「無視してもいいもの」のリストを作成しました。
消す前に確認すべき通知
これらは、生活や人間関係に関わる重要な連絡が含まれている可能性があるため、バッジが付いたら一度アプリを開いて確認することをおすすめします。
- LINE:友人や家族からのメッセージの見落としがないか
- メール(メールアプリ、Gmailなど):重要な連絡や手続きの案内が届いていないか
- カレンダー:予定の時間が近づいている知らせではないか
- 銀行・決済アプリ:振込の通知や、利用確認の連絡ではないか
- メッセージ(iMessage、SMS):本人確認の認証コードや重要な連絡ではないか
無視していい・消しても大丈夫な通知
これらは多くの場合、宣伝や日常的な更新情報です。忙しいときは確認せずに消してしまっても問題ありません。
- ニュースアプリ:号外以外の日常的なニュース
- ゲームアプリ:ログイン特典の案内やイベント情報
- 天気アプリ:毎日の予報の更新
- ショッピングアプリ:セール情報やクーポンの案内
- SNS(Facebook、Instagramなど):他人の投稿への反応など、緊急性が低いもの
銀行アプリや決済アプリ(Apple Pay、PayPayなど)の通知は、万が一の不正利用の警告など重要な内容が含まれている可能性があります。バッジを消す前に、一度アプリを開いて内容を確認することをおすすめします。
iPhoneで通知バッジを消す方法
それでは、具体的にバッジを消す手順を見ていきましょう。3つの方法を紹介します。
方法1:アプリを開いて内容を確認する(推奨)
これが最も自然で確実な方法です。
- 赤い丸(バッジ)が表示されているアプリをタップして開きます。「タップ」とは、画面を指先で軽く1回叩く操作のことです。
- アプリの中にある未読のメッセージや、新着のお知らせを確認します。
- 確認が終わってアプリを閉じると、自動的に右上のバッジが消えています。
これが最も安全で確実な方法です。アプリを開いて中身を確認すれば、「見落とし」がなくなり、バッジも自然に消えます。
方法2:通知センターから消す
アプリを一つずつ開くのが大変なときは、届いている通知の一覧から消すことができます。
- 画面の中央最上部(時計や日付が表示されているあたり)に指を置き、そこから下に向かって指を滑らせます。これを「スワイプ」と呼びます。
- 「通知センター」という、届いているお知らせが並んだ画面が表示されます。
- 消したい通知の上に指を置き、左方向へスワイプします。
- 右側に現れる「削除」または「クリア」をタップします。
- これで通知リストから消え、同時にアプリアイコンのバッジも(その件数分)減ったり消えたりします。
通知センターには、あなた宛てに届いた過去の通知が時系列で並んでいます。まとめて確認できるので便利ですが、重要な通知をうっかり消して見落とさないよう注意しましょう。
方法3:アプリの通知設定をオフにする(バッジを出なくする)
「そもそもニュースやゲームの赤い丸が毎回出るのが煩わしい」という場合は、最初からバッジを表示させない設定にできます。
- ホーム画面で「設定」アプリをタップします。グレーの歯車のような形をしたアイコンです。
- 画面を下へスクロールし、「通知」という項目をタップします。
- アプリの一覧が出てくるので、バッジを消したいアプリを探してタップします。
- 画面の中ほどにある「バッジ」という項目の右側にあるスイッチを確認します。
- スイッチをタップして、緑色からグレーの状態(オフ)にします。
- これで、そのアプリに新着があっても、アイコンの右上に赤い丸は表示されなくなります。
ニュースアプリやゲームなど、毎日大量に通知が来るアプリは、この設定でバッジをオフにしておくと快適です。本当に大切なアプリ(LINEやメールなど)だけバッジを残しておきましょう。
全ての通知バッジを一括で消す方法(iPhoneの場合)
「通知が溜まりすぎていて、一つずつ消すのは気が遠くなる」という場合に使える方法です。
iPhoneには届いている通知を一度に消す機能がありますが、大切な通知までまとめて消えてしまう可能性があります。LINEやメールなど、重要なアプリの通知は事前に確認してから実行してください。
- 画面中央上部から下にスワイプして、通知センターを開きます。
- 通知がグループ(塊)になって表示されている場合、その右上に小さな「×」マークが表示されています。これをタップします。
- 「消去」という文字が表示されるので、それをタップすると、そのグループの通知がすべて消えます。
- 通知が非常に多い場合は、通知を左にスワイプして「すべて消去」を選ぶことで、より広範囲の通知を一気に整理できます。
よくある質問
- Q1:通知バッジを消すと、LINEのメッセージも消えてしまいますか?
-
消えません。 通知バッジはあくまで「新着がありますよ」という目印に過ぎません。バッジを消しても(通知センターから消しても)、LINEアプリを直接開けば、届いたメッセージや写真はすべて以前と同じように残っています。
- Q2:バッジが消えたのに、またすぐに出てきます。なぜですか?
-
新しい通知が届いたためです。 ニュースアプリやショッピングアプリは、一日に何度も新しい情報を送ってきます。そのたびにバッジは復活します。もし頻繁すぎて気になる場合は、「方法3」で説明した設定でバッジ表示そのものをオフにすることをおすすめします。
- Q3:バッジを消す前に、必ず中身を確認しないといけませんか?
-
必須ではありませんが、推奨します。 特に、LINEやメール、カレンダー、銀行アプリなどは、あなたへの直接的な連絡や予定の通知であるため、一度内容を確認してから消す方が安心です。一方で、ニュースや広告の通知は確認せずに消しても支障ありません。
- Q4:iPhoneの「設定」アプリにもバッジが付いていますが、これは何ですか?
-
「iOSのアップデート(更新)」があるという知らせです。 iPhoneを動かすためのシステムを新しくできる、というお知らせです。すぐに更新しなくてもiPhoneが壊れることはありませんが、セキュリティ(安全面)を強化する内容が含まれているため、時間に余裕があるときにWi-Fiに繋いだ状態で更新することをおすすめします。
「バッジが気になるけど、毎回確認するのは面倒」という方は、本当に大切なアプリ以外の通知設定をオフにしてしまうのが賢い選択です。スマホに振り回されず、自分のペースで使いこなしましょう。
まとめ
【チェックボックス(緑)】
- 通知バッジ(赤い丸)は「未読の通知がある」という単なるサイン
- バッジを消しても、アプリ内の大切なデータやメッセージは消えない
- 「確認すべきアプリ」と「無視していいアプリ」を分けると気持ちが楽になる
- 通知設定をオフにすれば、最初からバッジを表示させないこともできる
- 怖がらずに操作すれば、iPhoneの画面がスッキリして使いやすくなる
通知バッジは、決してあなたを怖がらせるためのものではありません。むしろ、あなたが大切な連絡を見落とさないように手助けしてくれる便利な機能です。
しかし、不要な通知で画面が埋め尽くされてしまうと、本当に必要な情報が埋もれてしまいます。「これは自分にとって必要ないな」と思う赤い丸は、今回の手順を参考に思い切って消したり、設定をオフにしたりしてみてください。
余計な表示が消えてスッキリしたiPhoneは、今よりもずっと身近で使いやすい道具に感じられるはずです。自分のペースで、快適なスマホライフを楽しんでいきましょう。

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